中学受験の考え方

【中学受験】天王山の夏休みは苦手教科克服の最後のチャンス! 

2月の勝者第3巻夏期講習で天王山を説明するシーン

このシーンは高瀬志帆原作の「二月の勝者 第3巻 第27講」で黒木先生が夏期講習を受ける生徒に対して、夏は中学受験で最も大切な時期「天王山」であることを語っているシーンです。

本日も記事をお読みいただきありがとうございます。

中学受験についての情報発信しているKEI(@Tyugakujyuken)です。

中学受験を控える小学6年生にとって、夏休みは苦手科目・苦手単元を克服できる最後の期間です。

夏休みは40日程度の休日を自由に過ごすことができます。

中学受験をするお子さまは夏期講習のために塾に通うことになりますが、学校のある日と比べたら家で過ごす時間も長くなります。

夏休み中に

苦手科目・項目の確認 ⇒ 苦手科目・項目の問題演習 ⇒ 苦手の克服

という苦手克服のための勉強サイクルにじっくりと取り組める期間は夏休みの時期しかありません。

2学期以降になると塾では過去問や志望校対策に時間を費やすことになります。

過去問や志望校対策の際に苦手分野を克服できていないと、思わしくない点数を取ってしまいお子さまの勉強へのモチベーションも下げてしまうことになります。

夏休みを有効活用して、2学期以降の受験勉強をより良いものにするために家族で頑張りましょう。

夏休みに苦手分野を克服するのは人間の記憶能力から考えても非常に有効です!

記憶のメカニズムを表した脳の絵
この章の要約

・人間の記憶は覚えたことを1ヵ月で忘れてしまう

・記憶するためには何度も覚えたいことを確認しなければならない

・苦手分野の復習は最低週一回行う

夏休みに苦手分野の克服に取り組むことは人間の記憶のメカニズムから考えても非常に有効であると言えます。

下記の人間の記憶のメカニズムについて書かれている記事を抜粋して紹介します。

■復習のタイミングが重要

復習を行う場合、回数も重要ですが、もっとも重要なのがタイミングです。5回復習する場合であっても、そのタイミングによって記憶の定着率に雲泥の差がつきます。

「エビングハウスの忘却曲線」によれば、1ヵ月経つとほとんど忘れてしまう(覚えなおすのと同等の労力が必要)ということですから、1回目の復習が1か月後、というのでは復習の効果はきたいできません。脳神経科学の専門家によれば、忘却曲線に基づいて、1回目が翌日、2回目がその1週間後、3回目がその2週間後、4回目がその1か月後、5回目がその2か月後とするのが理想的な復習のタイミングと言われています。

(引用:資格の学校TAC 税理士ブログ「記憶のメカニズムから効果的な復習法を考える」より)

この記事が示しているように人間の記憶は1ヵ月で覚えたことをほとんど忘れてしまうことが分かります。

長期的な記憶として、脳に定着させるためには、2ヵ月に渡って記憶したいことを確認しなければいけないことが分かります。

8月の頭から苦手科目に取り組んだ2ヶ月後は10月が終わる頃です。

塾では本格的に過去問や志望校対策を行うようになります。

苦手科目の復習を1週間に1回でも思い出すために行うことができると、

記憶の定着の面から考えても十分に過去問対策や志望校対策に間に合わせることができることが分かります。

しかしながら、苦手分野を克服するには「何が苦手なのか」を理解する必要があります。

苦手分野の確認方法を見てみましょう。

子どもの苦手教科・苦手単元を見つける方法

苦手教科の問題を解く子ども
この章の要約

・親御さんが子どものやった宿題に〇△×をつけるようにする

・模擬試験の結果から「苦手科目・苦手単元」を確認する

日々の宿題にできた個所できなかったカ所をメモしておく

▶6年生になったら、宿題を「〇△×」で仕分けて

6年生ともなると宿題の量も膨大になります。それを全てやろうとすると、いっぱいいっぱいになってしまうので、ある程度仕分ける必要があります。

仕分けとは「できているところ」「まあまあできているところ」「できていないところ」を見極めること。それぞれ「〇△×」という記号を振って分けてみることです。そして、秋までは△や×がついた苦手分野の克服に力を入れてください。

ここで注意点があります。子どもが口で「分かっている」と言っていても、いざテストに出ると答えられないという問題もあります。子どもの「分かる」と「できる」がイコールになるようにきちんと理解させることが大事です。

では、その仕分けは誰がすればいいのでしょうか?

基本的には親です。でも親御さんが判断できないときは、塾の先生に相談してみましょう。その時「出されている宿題をきちんとやれば成績が上がるのか?」「宿題を仕分けて減らし、苦手分野の克服に力を入れたほうがよいのか?」と聞き”目標”と”現実”をつなぐ道を明確にすることがポイントです。

(引用:西村 則康 小川大介 共著「中学受験基本のキ! 第3章」より)

西村先生が説明しているように苦手分野を確認するためのベストな方法は宿題や問題演習などに親御さんが「〇・△・×」の記号をつけてあげることです。

毎回の演習問題でこまめに〇・△・×の記号を付けていくことができれば、自然と何ができて何ができないのかの情報が積みあがっていきます。

そして「何が苦手なのか」を確認することができたら、

練習問題の△にしている部分を〇にできるように基礎の見直しを行うこと

が推奨されています。

 

漠然とした範囲で「苦手分野」の問題に取り組んでも本当はできているのに問題を解かなければならないという無駄な労力が発生してしまいます。

 

効率的にかつ確実に志望校を狙えるような勉強を心がけましょう。

模擬試験の結果

模擬試験の点数の画像

今まで、練習問題に〇・△・×の記号を付けていなかった場合には、夏休み前に一度模擬試験を受けるようにしましょう。

模擬試験を受けるとまず科目ごとの「点数」が分かります。

他の科目に比べて、点数の取れていない科目は夏休み中に取り組むべき重要な科目であることが分かります。

また、科目以外にも国語・算数・社会・理科のそれぞれの分野の「どの単元」ができていないのかを確認しましょう。

例えば、算数の模擬試験で

「一行問題」正答率80%

「速さ」正答率80%

「図形」正答率40%

と正答率が表示されています。

「一行問題」「速さ」は正答率が80%ですが、「図形」の正答率は40%であることが分かります。

図形問題の正答率40%から80%に底上げすることができれば、算数の点数を大幅に改善できることが予想できます。

模擬試験から苦手単元を知ることができ、正答率の低い苦手単元を克服することができると試験の点数の底上げをすることができます。

苦手科目を見つけたら家庭教師をお願いして、集中的に勉強すると効率がいいです!

女の子が家庭教師に教えてもらっている画像
この章の要約

・夏休みに家庭教師を利用すると効率良く苦手克服ができる

・子どもが先生に質問しやすい環境にすることができる

・問題の解き方だけでなく勉強の方法も教えてもらえる

夏休み前に模擬試験を受けて、苦手科目を知ることが中学受験をする小学生にとっては非常に大切です。

「何が苦手なのか」を知ることができたら後は、苦手科目・苦手単元を黙々と勉強を行うだけです。

苦手科目の勉強を行う際には自力で勉強しても、力はついていきます。

家庭教師の先生に教えてもらうと、さらに効率よく苦手分野を克服することができます。

家庭教師を利用するメリットをご覧ください。

家庭教師を利用するメリット

・子どもと先生1対1で教えてもらうことができる

・苦手分野の1教科だけでも教えてもらうことができる

・問題の解き方だけではなく、「勉強の方法」も教えてもらえる

家庭教師を使うメリットを一つずつ見ていきましょう

子どもと先生1対1で教えてもらうことができる

集団塾などでは複数人の生徒がいるため、どうしても先生の目が生徒全員には行き届きません。

家庭教師を利用すると先生が生徒の自宅に訪問してくれて、1対1で授業を行ってくれます。

普段は何ができていないのかを上手に伝えることができないお子さんでも、問題を解いたノートを先生に見せることによって、「何が苦手なのか」を理解してもらうことができます。

また、普段は集団塾の中で中々手を上げて質問をすることのでできないお子さんでも1対1で教えてもらうことができる家庭教師であれば、会話の中で自然に質問することができます。

お子さんの勉強への理解を深めるためにもぜひ、家庭教師を利用しましょう。

苦手分野の1教科だけでも教えてもらうことができる

集団の塾の場合は「国語/算数」「国語/算数/社会」など、複数教科を受講する前提で、カリキュラムが組まれています。

家庭教師は指導してもらう教科・指導してもらう時間を柔軟に設定することができます。

もちろん夏休み中だけという利用を行うことができます。

苦手分野を克服するために夏休み中だけ「家庭教師」を利用するのも有意義なお金の使い方です。

問題の解き方だけでなく、勉強の方法も教えてくれる

苦手分野の克服に取り組む前に基本的な「勉強の方法」ができていないお子さんもいます。

例えば、練習問題を解きっぱなしにしていて、復習を行っていないお子さんや、鉛筆の持ち方が不自然で上手にノートをとることのできていないお子さんなど苦手分野克服以前の問題を抱えているお子さんが多くいます。

家庭教師の先生は初回のご自宅訪問時などにお母さんからのヒヤリングや実際にお子さんが勉強している姿を観察します。

観察によって発見したお子さんの「改善すべき勉強の方法」をお子さんにわかる優しい言葉丁寧に教えてもらうことができます。

家族でも気づけていないことが実際には多くあります。

勉強の方法を改善することによって、成績が向上して勉強が楽しいものとなるお子さんも多くいます。

ぜひ夏休み中だけでも家庭教師を利用して、お子さんの偏差値の底上げを目指しましょう。

家庭教師を探すなら「かてきょナビ」がおすすめ!

この章の要約

・かてきょナビは簡単な質問に答えるとすぐに資料を送ってくれる

・かてきょナビなら家庭教師を複数の家庭教師センターで比較することができる

・かてきょナビなら無料体験授業の紹介をおこなってくれる

いざ、家庭教師を探すとなっても、自分のお子さんに合っている家庭教師に頼めばいいかわからないと言う方には家庭教師15社を比較することのできるかてきょnaviというポータルサイトがおすすめです。




かてきょナビのサイトでは「6つの質問に答えて」、「郵便番号・住所氏名」を入力するだけで、自分の子どもにあった家庭教師を派遣することのできる家庭教師センターの資料を送付してもらうことができます。

かてきょナビを利用する時のポイント

・複数社の資料を請求する

・価格を比較する

・体験授業を行う

せっかく「かてきょナビ」を利用するのに、1社の資料しか請求しないのは非常にもったいないです。必ず複数社の家庭教師センターの資料を取り寄せるようにしましょう。

家庭教師に教えたもらうのもタダでは教えてもらえません。

安かろう悪かろうにならないためにも必ず「指導内容と価格」が適正なものかをじっくりと考えましょう。

かてきょナビの最も有効な活用方法は「無料体験授業」を利用することです。

実際に家庭教師の先生に自宅に来てもらうことで、家庭教師の先生にどのように教えてもらうことができるのかを体験することができます。

無料体験をぜひ複数社の家庭教師センターの先生で比較して、最も親子両方で相性があっていると思えるような先生に家庭教師をお願いするようにしましょう。

中学受験をする小学生にとっての夏休みついてのまとめ

子どもの夏休みの画像

小学6年生にとっての夏休みは長いようで短いです。

夏休み中に1日12時間自由な時間があるとすると、

40日間で約480時間の自由時間があります。

480時間という時間を「寝て」過ごすのか、「遊んで」過ごすのか、それとも「勉強して」過ごすのかによって、2学期以降に実力に大きな差が出てしまうことは容易に想像することができます。

小学生である子どもは自己コントロール力が低いため、つい遊びたい衝動に駆られています。

毎日12時間勉強を続けさせることはお子さんにとっては過酷すぎます。

途切れ途切れでもいいので、12時間中の最低でも半分の6時間は机に向かわせてあげるようにしましょう。

子どもを机に向かわせる時に声を掛けるのはなるべくお母さんがその役割を担いましょう。

声かけも「勉強しなさい!」ではなく、「今日はどれぐらいお勉強がんばれそう?」と優しく声をかけてあげましょう。

お母さんからの優しい声掛けがあればお子さんも嫌な顔をせずに勉強をすることができます。

お子さんはお母さんの感情にとても敏感に反応してしまいます。

こちらの記事でもお母さんの声掛けの大切さを解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください

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