中学受験の考え方

【引きこもりの子ども】こそ中学受験に挑戦して私立中学に行こう!

引きこもって時間がすぎて行く人
この記事の要約

・私立中学校はいじめが少ない

・引きこもりの子には自由な校風の学校がおすすめ

・引きこもりの子が中学受験する時は内申書が重視されるかを必ず確認する

小学校入学後にいじめられてしまい学校に通えなくなってしまうお子さんがいます。

不登校になってしまったお子さんにこそ中学受験をおすすめします。

私立中学は公立中学校に比べていじめの数が少ないことが分かっています。

いじめの認知学校数・認知件数

公立中学校

学校数:10,167校 いじめ認知件数:42,122件 1校あたり認知件数:4.1件

私立中学校

学校数:741校 いじめ認知件数:1,188件 1校あたりの認知件数:1.6件

(引用:文部科学省 「平成19年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査について」)

文部科学省の「平成19年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査について」の資料からもわかる通り、

1校あたりのいじめの件数は私立中学校の方が39%も低いことが分かります。

私立中学校にいじめが少ない理由として考えられるのは

私立中学にいじめが少ない理由

・生徒全員が自分の目標に向かって行動しているため

・私立中学に通う生徒は、親からの教育をしっかりと受けているため

私立中学に通う通っている生徒は、「自分は自分人は人」という気持ちを持っている生徒さんが多いです。

自分の成績を良くするために勉強に励んでいたり、部活動で良い成績を残すために一生懸命に部活に取り組んでいる生徒さんが多いです。

自分のことに一生懸命になっていると他人に大きな関心がなくなり、

特に偏差値が高い学校の生徒の場合には

「いじめなんてしている時間がもったいない」

という風な考えを持っているため、いじめが起こりづらいのです。

また、私立中学校に入学させることのできる家庭に育ったお子さんの親も教育水準が高くいじめに否定的な考えを持っている親御さんが多いです。

いじめに否定的な考えを持った親御さんの元に育ったお子さんは当然いじめに否定的になります。

総合して考えると、いじめられた経験があって、小学校に通うことのできなくなってしまったお子さんこそいじめの少ない私立中学校から学校生活をやり直す価値があるのです。

自由な校風の中学校はいじめが少ない!

明るい中学校の教室
この章の要約

・引きこもりの子は自由な校風の学校に通うべき!

・麻布中学校、女子学院中学校は非常に自由な校風

自由な校風の私立中学校は総じていじめが少ないと言われています。

なぜなら学校に通うそれぞれの生徒が、「個人」としての自意識を強く持ち、かつ相手を尊重できる考えを持っているからです。

一般的な効率中学校は「みんなと同じ行動をすること」つまり同質化することが正しいことであるとして、考えを強制されてしまいます。

自由な校風の私立中学校は「他の人と違っていることが素晴らしい!」という雰囲気をもっている学校もあります。

具体的な学校を例に自由な校風とはどのようなことであるかを確認してみましょう。

麻布中学校

麻布中学校公式ホームページ画像

(引用:麻布中学校公式ホームページの画像)

男子御三家の一角である麻布中学校。

制服・ヘアスタイルを強制するような校則はなく、生徒それぞれが好きな髪型好きな服で学校に通います。

麻布中学校の受験問題からも校風を読み取ることができます。

麻布中学校の入試問題の多くが「記述式」問題です。

記述式問題が多いという事は自分の頭で考えることを大切にしている学校であるということが分かります。麻布中学校は入学の定期試験も記述式の問題が多く出題されます。

服装や髪型は自由な学校だけれど自分の頭で考えて答えを出すという考え方を大切にしている学校であることが分かります。

結果として、麻布中学校で「人をいじめることは正しいことか正しくないことか」を生徒それぞれで考えます。

いじめることが正しいか、正しくないかを考えられる段階まで来ている中学生が、他の子をいじめることなど到底想像できません。

女子学院中学校

女子学院中学校公式ホームページ画像

(引用:女子学院中学校公式ホームページの画像)

女子御三家の一つである女子学院中学校も自由な校風が特徴です。

麻布中学校同様制服などに関する細かい校則はありません。

女子学院の最大の特徴としては、プロテスタント校であるという点です。

週に一度は「聖書」の授業もある伝統的なキリスト教精神に基づいた教育を行います。

キリスト教の教えの中には

「汝の隣人を愛せよ」

「友のために自分の魂をなげうつこと、これより大きな愛を持つ者はいません」

「それゆえ、自分にしてほしいと思うことはみな、同じように人にもしなければなりません」

などの日本語に翻訳しても心に残る多くの教えを残しています。

隣人を愛せよという教えを受けている中学生たちが、

いじめを行うとは到底考えられません。

自由な校風でかつキリスト教の教えの中で、勉強することのできる環境は引きこもりであった女の子にとっても過ごしやすい環境になると言えるでしょう。

難関校校舎の画像
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引きこもりの子が中学受験する時の注意点

黒板に書かれたcheckの文字
この章の要約

・志望校の受験で内申書が重視されるかは必ず確認

・両親と会話の練習をしてから学校に通いましょう!

受験時に内申書の確認があるかは必ずチェックしましょう!

引きこもりの小学生は当然学校に行っていないので、出席日数が極端に少ないです。

多くの私立中学校は内申書は見ずに本番の試験で、入学の可否が判断されます。

しかしながら、一部の中学校では合否の判断材料として、内申書が重視される学校もあります。

大切なのは受験の前段階で、志望する私立中学校ではどの程度、内申書を見られるかという事です。

内申書がどの程度合否の参考にされるかは、塾や家庭教師の先生から情報を引き出すことができます。

希望する中学校が合否の判断材料として、内申書を重視する場合には、通っても良いと思える併願校も必ず確認しましょう。

両親と会話の練習をしてから学校に通いましょう!

一定期間小学校に通っていなかったお子さんは、他の子どもとの交流がなくなってしまうため、なんの対策もせずに私立中学校に入学してしまうと他の子どもと上手にコミュニケーションをとることができません。

私立中学校に合格が決まったら春休みの期間の間は家族の中で意識的に会話の練習をしてあげましょう。

会話の練習といっても気を張ることはなく、日常会話を多めに行うという事だけで十分です。

「今日は強く雨が降っていたね」

「このテレビはこんな所がおもしろいね」

と親御さんから話しかけてあげるようにしましょう。

最初は反応が薄くても会話の頻度を増やすことで、自然に会話のキャッチボールをすることができます。

口が達者になるような段階に到達する必要は全くありません。

日常会話が苦ではなくなったら、新しい学校生活へと送り出してあげましょう。

まとめ

引きこもりのお子さんはいじめられたことが原因や同級生から暴力を受けたことが原因で学校に行くことができなくなってしまいます。

一度、学校に行くことができなくなってしまうと日々学校に行くことに関しての恐怖心が募っていってしまいます。

しかしながら、そのまま何十年間も引きこもりを続けていくわけにはいきません。

小学校に通うわなくなった時間をぜひ中学受験のための受験勉強の時間にあててください。

私立中学校の整った設備と受験を潜り抜けて入学した生徒たちに囲まれる中学校生活はきっと引きこもりであったお子さんにも伸び伸びと安心して生活できる環境です。

ぜひ、引きこもりのお子さんを持つ親御さんには中学受験へお子さんの背中を少し押してあげましょう。