中学受験の考え方

【中学受験】「親のエゴ」のイメージよりも子供のことを考えよう!

世間の中学受験に対するイメージを考える人

中学受験に対するイメージは「世間・親・子ども」の3つの視点から考えることができます。

中学受験に対する世間のイメージ

・お金持ちの子どもがするもの

・親のエゴ

・子どもがかわいそう

中学受験に対する親のイメージ

・将来のために子どもに勉強を頑張らせたい

・国立、私立中学入学すれば、学歴で有利になれる

子どもの中学受験に対するイメージ

・楽しそうな学校に行けるかもしれない

・お父さんお母さんのために勉強を頑張らなければいけない

・そもそも中学受験が何かしらない

世間・親・子どものイメージの中で最も大切なのは中学受験を子どもがどのようにイメージしているかです。

子どもがなぜ私立中学を受験するのかを分かっていない、お母さんからやれと言われたから勉強しているという状態だといずれ勉強でつまずいてしまう時がきます。

子どもに対して真剣に「なぜ中学受験をするのか」「私立中学の何が魅力なのか」を教えてあげましょう。

また、親御さんとして大切なのは、

「他の親の意見に流されないこと」

「世間のイメージに流されないこと」

が大切です。

世間のイメージや他の親の意見で「なぜ子どもに中学受験をさせるのか」という方針がぶれてしまうと結果的に子どもを親の考えで振り回してしまうことになります。

親の意見に振り回されて、勉強に集中することができなかった子どもは結果的に受験勉強もうまくいかなくなってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

受験勉強を開始する前に「なぜ中学受験をするのか」という一つの軸を家庭の中で明確にしておくことが大切です。

中学受験に対する世間のイメージ

世間のイメージに悩む女性

ベネッセ教育研究開発センターの調査によると

今回の調査では、中学受験をさせる予定の保護者は、

小学校3~6年生全体の17.5%であった(6年生のみでは23.3%)。

そのうち、52.8%が私立中学校を、7.5%が国立大学の附属中学校を、33.9%が公立中高一貫校を第一志望にしている。

また、中学受験をさせる予定の保護者の約2割が、私立中学校と公立中高一貫校の両方の受験(受検)を検討している。

(引用:ベネッセ教育研究開発センター「首都圏保護者の中学受験に関する意識調査」より)

首都圏の親御さんの中の17.5%がお子さんに中学受験をさせようとしていることがわかります。

一方で、82.5%の家庭は子どもに中学受験をさせる予定がないという考えであることが読み取れます。

中学受験をする予定のない82.5%の家庭も世間に属する一人として、中学受験に対してのイメージを述べることがあります。

全体の中の80%の人たちが語ることが世間のイメージとしてとらえられてしまうことは何も不自然なことではないでしょう。

一般的な中学受験に対する世間のイメージは先述したように

中学受験に対する世間のイメージ

・お金持ちの子どもがするもの

・親のエゴ

・子どもがかわいそう

特に「親のエゴ」「子どもがかわいそう」という世間のイメージを目にしてしまった時には、

「中学受験をやめさせてあげた方が子どものためなのではないか」という考えが浮かんでしまうこともあります。

親の考えが世間のイメージによってぶれてしまいそうになったらぜひ、

お子さんに勉強は楽しいかどうかを聞いてみてください。

毎回の塾のテストで良い点が取れること、小学校のテストで良い点数が取れるようになっているお子さんは「勉強は楽しい」というお子さんが多いです。

勉強を楽しいと思えているお子さんにはぜひ、そのまま中学受験の勉強を続けさせてあげてください。

中学受験に対する親のイメージ

中学受験について話し合う主婦

子どもの教育に熱心になる親御さんは年々増えています。

ベネッセ教育研究開発センター開発センターの調査によると

中学受験率の推移

1988年:8.7%

1998年:12.8%

2008年:20.6%

(引用:ベネッセ教育研究開発センター「中学受験率の推移」より)

中学受験率の推移のデータからもわかる通り20年で約2.3倍の家庭が中学受験をするようになっています。

中学受験率の推移を見てもわかるように、中学受験に対しての親のイメージは先述したように

中学受験に対する親のイメージ

・将来のために子どもに勉強を頑張らせたい

・国立、私立中学入学すれば、学歴で有利になれる

中学受験率の推移と合わせてみても子どもの将来をポジティブに考えたイメージに変化していることが読み取れます。

お子さんのためを考えたら、中学受験に挑戦させてあげることは大変すばらしいことです。

一つ注意しなければならないのは、ママ友の意見に影響されてはいけないという事です。

小学校の同級生の親同士で仲良くなることは多くあると思いますが、仲良くなったママ友のお子さんの中には「頭が良い子」「頭の良くない子」を持つ親御さんが混在しています。

頭が良い子の親、頭の良くない子の親がそれぞれ自分の子どもに対しての教育方針を持っています。

正しい意見もまれにはあるかもしれませんが、基本的には「それぞれの家庭の考え方」として、自分の家庭とは切り離して考えることが大切です。

合わせて大切なのは、自分の子どもはどのような大人になってほしいかを明確にお父さんお母さんで決めておくことです。

家庭の教育方針が明確になっていれば、他のお母さんの意見が耳に入ってきたとしても家庭の考えはぶれることがなくなるので、「家庭の教育方針」を決めておくは非常におすすめです。

中学受験に対する子どものイメージ

中学受験について考える子ども

中学受験の勉強を始める前にお子さんに「中学受験をしたいかしたくないか」を一度聞いてみてください。

恐らく多くのお子さんが「わからない」と答えるのが大半でしょう。

なぜなら小学生であるお子さんは、中学受験に関する情報を持ち合わせていないため、

「なぜ中学受験をするのか」

「中学受験をすることのなにが魅力なのか」

という事を判断することができないのです。

 

お子さんが中学受験をすることのメリットを分かっていない状態で中学受験をさせてしまうと先述したように世間のイメージとして「親のエゴ」と言われてしまうのです。

お子さんが中学受験に持っているイメージとして抱いている下記のイメージ

子どもの中学受験に対するイメージ

・楽しそうな学校に行けるかもしれない

・お父さんお母さんのために勉強を頑張らなければいけない

・そもそも中学受験が何かしらない

特に「楽しそうな学校に行けるかもしれない」というイメージを膨らませてあげましょう。

お子さんに中学受験を魅力的に思わせるには、私立中学校のパンフレットを見せても良いですし、実際に私立中学校に見学に行くのも非常に良いです。

お子さんが志望校を魅力的な学校という風に思うことができれば、後は親御さんがお子さんの受験勉強を応援するだけになります。

お子さんの受験勉強に対してのイメージをポジティブにしてあげることは、中学受験に取り組むうえで非常に重要な過程なのです。

まとめ

高校受験大学受験と違い、中学受験は全ての小学生が行うわけではなく、

「中学受験をしたい・させたい」

という親子の考えがあって初めて取り組み始める受験です。

どうしても中学受験をする小学生は少数派になってしまい、

親子で「普通の小学生」のイメージから離れてしまうことに違和感を覚える場面が必ず訪れます。

何度もお伝えしていますが、中学受験を行う家庭で最初に決めておくことは

「なぜ中学受験をするのか」

を明確にお父さん・お母さん・お子さんで共有しておくことが大切です。

家族の考えが一致していれば、世間のイメージや他の親のイメージに左右されることなく中学受験に取り組むことができます。

ぜひ今一度「なぜ中学受験をするのか」を家族の中で考えてみてください。